やってはいけない転職

転職エージェントは使わない方がいい?デメリット・メリットを体験談から解説!

2023年1月18日

「これから転職エージェントを使うか迷っている…

「転職エージェントのデメリットを知りたい…」

こんな悩みをもっている人もいるでしょう。

使ってみた人によって、感想が異なる転職エージェント

転職エージェントは便利な反面デメリットも存在します。

具体的にどのようなデメリット・メリットがあるのか、私の体験談も交えて解説していきます。

これから今よりもさらに飛躍して成長していきたい人は、ぜひこの記事を参考に転職活動に励んでください。

もし現在新卒1年目、もしくは第二新卒の方で「転職しようか迷っている」という方はこちらの記事も参考にしてください。

目次

転職エージェントは使わない方がいい?4つの理由を解説!

転職エージェントを使わない方がいいと言われている「4つの理由」を解説します。

使わない方がいい?4つの理由

  1. キャリアアドバイザーと相性が合わないこともある
  2. 意図していない求人も紹介される
  3. 書類選考になかなか通らない
  4. 書類通過したら面接は基本的に断れない

➀キャリアアドバイザーと相性が合わないこともある

転職エージェントに登録をすると、「キャリアアドバイザー(担当者)」から連絡が入り、面談の日程を決めるところからスタートします。

現在はリモートでの面談が主流となっているので、自宅からZoomなどで担当者と顔を合わせます。

ここでさまざまな質問に答えていくなかで、キャリアアドバイザーとの相性というものがだいたい決まってきます

自分の話に耳を傾けてくれるアドバイザーもいれば、上辺だけの会話になって、気持ちがモヤモヤすることもあります

キャリアアドバイザーとの相性は、転職活動を進めていく上で重要と言えるでしょう。

➁希望していない案件も紹介される

転職エージェントから、希望条件に合う求人だけが送られてくるとは言えません。

転職エージェントは成果報酬型のビジネスなので、企業に人材を紹介し成果に応じて、企業から報酬が入るシステムです。

転職エージェントのゴールとしては、「転職を決めること」になります。

転職希望者もそれを望んでいますが、どんな企業でもいいという訳ではありません

求人に応募する動機が自分本位のものなのか、よく考えて応募することが必要と言えるでしょう。

③書類選考になかなか通らない

書類選考に通る確率は「10%前後」と言われています。

転職エージェントの担当は「とにかく応募する数を増やす」ことを勧めてくるでしょう。

しかし書類選考はなかなか通りません。企業側にもたくさんの転職希望者からメールが届いているので、よっぽど条件に合う人しか1次面接に進むことができません。

④書類通過したら面接は基本的には断れない

書類選考を通過した企業の面接は、基本的には受けなければいけません

やっとの想いで通過した書類選考にも関わらず、あまり興味・関心がない企業の場合もあります。

もし採用になっても、断るつもりの企業の面接を受けるべきか、迷いが生じることもあるでしょう。

キャリアアドバイザーからは、「とりあえず面接は受けてください」と言われます。

転職エージェントのデメリットと考えられるのは、「自分主体では動けない」ということ。

とはいえ、自分の気持ち・アドバイザー・企業、この3つの意図をくみ取ってバランスを保ちながら進めていくことも重要と言えます。

転職エージェントを使って感じたデメリット【体験談をもとに解説】

ここからは、「転職エージェントを使って感じたデメリット」を筆者である私の体験談をもとに解説していきます。

キャリアアドバイザーの対応はどうだった?

「キャリアアドバイザーの対応は実際どうなの?」という疑問に私の体験談をもとにお伝えします。

転職エージェントは複数登録して使ってみるべき【上から目線のエージェントの話】

私が体験したデメリットとしては、「エージェントに上から目線の態度を取られた」ことです。

転職することが悪いかのような対応を取られ、正直言うと「対応悪いな」と思いました。

ただその某転職エージェントは計3回利用しましたが、担当者によっては丁寧な方もおられました。

転職エージェント内でどの担当者になるかで対応が変わると感じています。

とはいえ、なかなか「担当者を変えてほしい」とは言いづらいのでしょう。相性が悪い担当者になった場合に備えて、他の転職エージェントも登録しておいて自分に合うものを使うのがいいと思います。

希望していない求人も紹介された?

「希望していない求人も紹介されるのか?」

実際に転職エージェントを利用したときの体験談を書いていきます。

ある程度条件が合っている求人は紹介される

キャリアアドバイザーは、1人で数人の転職希望者を担当しているので、広く求人を紹介してくる傾向といえます。

ある程度条件に当てはまる求人であれば、メールで案件が送られてきます。

そこで気になる求人があれば、書類応募するという流れです。

私の見解では、「そこまで的外れな求人は紹介されなかった」というのが印象です。

書類選考はどのくらい通過するの?

「書類選考はどのくらい通過するのか?」

こちらの問いに対して私の体験談で答えていきます。

【お恥ずかしいですが…】私は100通応募して4件

私の場合ですが、「100通応募して4件」ほどの通過でした。

0.4%の通過率ですが、とにかく書類選考が通りませんでした。

「企業が求めているスキルや経験に自分がマッチしているか」ここがズレていると、書類選考で落とされてしまいます。

転職エージェントを使ってみて良かったことはある?

ここまではデメリットについて解説してきました。では実際に使ってみてメリットはあるのでしょうか。

転職エージェントを使うと、以下のメリットが考えられます。

転職エージェントのメリット

  • 自分の市場価値を図ることができる
  • 年収を上げたい人にとってはチャンスが広がっている
  • 自力では見つけることができない企業と出会える

自分の市場価値を図ることができる

転職エージェントを使うと、さまざまな企業に応募するでしょう。

いわゆる自分が商品・サービス」となり、それが人材市場に広がるというイメージです。

あなたの商品価値はどこにあるのでしょう。企業はあなたの職務経歴・学歴を見て判断します。

企業は何を基準にあなたを判断するのでしょうか、それは他の応募者(他の商品・サービス)との比較です。

書類選考に通らない2次面接で落ちたそもそも応募条件にも満たない、など悔しさ、情けなさを味わいます。

とはいえ、自分の決めたゴールに向かうため転職という手段はメリットがあります。

自分の市場価値を図れることは、転職エージェントのメリットの1つと言えるでしょう。

年収を上げたい人にとってはチャンスが広がっている

ほとんどの方は「年収を上げたい」と考えているのではないでしょうか。

そういった方にとって、転職エージェントはメリットがあります。

転職エージェントは、年収交渉もおこなってくれたり、面接後に企業に聞きそびれたことを確認してくれたりもします。

独自案件をもっている転職エージェントについては、一般サイトでは公開していない求人も見つけられるでしょう。

いろんな企業を見ていくなかで、年収がどのくらいなのかインプットできるので、その意味でも転職エージェントはメリットがあります。

自力では見つけることができない企業と出会える

転職エージェントによっては「非公開求人」という、一般転職サイトでは公開されていない求人をもっていたりもします。

登録を済ませないと、非公開求人は見れないようになっています。

多数ある転職エージェントのなかでは、「非公開求人」で他社と差別化を図っているとも言えるでしょう。

転職エージェントに登録してすぐに、今まで見なかった企業求人を目にするので、初めて利用する方は驚かれるかもしれません。

転職エージェントを使って感じたメリット【体験談をもとに解説】

ここからは私が転職エージェントを使って感じたメリットを解説していきます。

個人的に感じるメリットをまとめると以下の3点と言えます。

転職エージェントのメリット3つ

  • 自分をマーケティングする力がつく
  • 年収を上げたい人にはおすすめのサービス
  • 目標を高くもつことができる

自分をマーケティングする力がつく

転職エージェントを利用することによって、自分をマーケティングする力がつきます。

いわゆる「自分を売り込む力」とも言えるでしょう。

企業に対して、自分という存在をプレゼンテーションする必要があります。

「もっと実績を出そう」「自分にしかできないスキルを磨こう」このように、自分の価値を上げようとする意識が働きます。

年収を上げたい人にはおすすめのサービス

転職エージェントは、年収を上げたい人におすすめのサービスと言えます。

転職エージェントに登録している企業は、高いレベルの人材を求めているからです。

たとえば業界の「経験年数が3年以上の人」と条件を設定する企業もあるくらいです。

基本的に今の年収が同じくらいか、年収を上げたい人が利用すると、意外な求人が見つかったりします。

目標を高くもつことができる

転職エージェントを使うことによって、目標を高くもつことができます。

「今よりもスキルを伸ばしたい」「社会に役に立つ人材でありたい」など現状より高みを目指している人にとっては、転職エージェントのサービスはとても活用できると思っているからです。

転職エージェントの活用方法【もし使う場合の3つのポイント】

転職エージェントの活用ポイントを3つ解説します。

活用ポイント3つ

  • 職務経歴書・履歴書の添削
  • 面接対策ができる【模擬面接】
  • サービス全てが無料なので使いたおす

職務経歴書・履歴書の添削

転職エージェジェントの活用ポイントとして「職務経歴書・履歴書の添削」が挙げられます。

こちらの2点の書類は、応募する際に企業に必ず添付するものであり、自己アピールの最重要ツールとなります。

プロの転職エージェントに添削してもらうことにより、一人では気づくことができなかった自己アピールの文章を作成することに繋がります。

面接対策ができる【模擬面接】

転職エージェントによっては、面接対策をおこなってくれます。

書類応募が通過した企業に合わせて、エージェントが質問内容を用意するかたちです。

模擬面接は、時間で20分~30分、電話で話します。

私の場合は、面接があまり得意ではなく、模擬面接は「やってよかった」と思っています。

サービス全てが無料なので使いたおす

転職エージェントの最大のメリットは「無料でサービスが受けられる」ことでしょう。

企業としては、個人よりも法人の方が報酬が高いということもあり、BtoBのビジネスとなっています。

転職エージェントにとっても、個人が利用してくれることが報酬に繋がります。

欲しい情報をエージェントに伝えて、あなたの転職活動にぜひ、転職エージェントを利用してみてください。

まとめ:転職エージェントはデメリットもあるがメリットもある

転職エージェントは、使う人によってはデメリットが大きく見える場合もあると言えます。

ただ私の場合はメリットの方が大きかったと思っています。

理由としては、「自分の市場価値を客観的に見れる」からです。

転職エージェントを使わなかったら、向上心や高みを目指す、ことに繋がらなかったと思います。

ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

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