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転職エージェントは複数利用してもいい?おすすめの併用方法とメリット・デメリットを解説!

2023年11月3日

30代転職希望者

転職エージェントってたくさんあるから迷うな…。

複数登録しても問題ないかな…。

転職エージェントを複数利用することは、全く問題ありません。

おすすめは、3~4社の転職エージェントを登録し、自分に合ったものに優先順位を決めて使っていく方法です。

複数利用するメリット

  • 幅広く求人を探すことが可能
  • 自分と相性が合うキャリアアドバイザーが精査できる
  • 1つの転職エージェントの意見に左右されなくなる
  • 無料で登録できるので簡単に試せる
  • 転職エージェント自体を比較できる

この記事では、転職エージェントを複数利用することによるメリット・デメリット、おすすめの転職エージェントの登録方法をご紹介します。

是非、最後まで読んでみてください。まだ複数のエージェントを登録していない方はかなり損をしています。

せっかくあなたが努力して転職活動しているのにもったいないです。

でも、ちょうどよかったです。この記事を読んで、転職成功に向けてさらに励んでください。

転職エージェントを複数利用することの5つのメリット

転職活動を始める際に大切なのが、「この転職エージェントを使い倒したい!」と思えるサービスを見つけることです。

そのために、3社~4社ほど利用してみて、試してみることがいいでしょう。

その中から、実際に自分に合うものを絞って利用していくことをおすすめします。

ここでは、複数の転職エージェントを利用するメリットを解説するので、参考にしてください。

複数利用するメリット

  • 幅広く求人を探すことが可能
  • 自分と相性が合うキャリアアドバイザーが精査できる
  • 1つの転職エージェントの意見に左右されなくなる
  • 無料で登録できるので簡単に試せる
  • 転職エージェント自体を比較できる

幅広く求人を探すことが可能

複数の転職エージェントを利用することで、そのエージェントでしかない情報をもらえる可能性があがります。

今の時点で、多数の転職エージェントがあるのも、それぞれが違う案件をもっていたり、サービスや特徴が違ったりするからといえます。

採用している企業側からしても、採用したい人のイメージ像から逆算して転職エージェントに依頼するでしょう。

自分と相性が合うキャリアアドバイザーを精査できる

たとえば、「このキャリアアドバイザーはなんか合わないな…」となったとします。

そのとき、転職エージェントを複数利用していないとそのモヤモヤした状態が続いてしまうことになります。

転職を成功させるためには、キャリアアドバイザーとの相性はとても重要です。

相性が悪いと、こちらの意見をくみ取ってもらえなかったり、希望していない条件で面接を勧められたりすることも。

自分の軸をもって目標を決めて、転職エージェントはあくまでサポートとして考えましょう。

1つの転職エージェントの意見に左右されなくなる

あまり良い言い方ではないかもしれませんが、転職エージェントはあなたを商品として見ている傾向があります。

1つの転職エージェントに絞って転職を進めてしまった場合、あなたの市場価値が限定されたものになってしまい、可能性を狭くしてしまいます。

逆に複数利用している場合だと、いろんな角度から自分を再認識でき、新たな自分、目標など見つけることができます。

転職活動し始めた段階では、いろんなキャリアアドバイザーの意見を聞くといいでしょう。

無料で登録できるので簡単に試せる

転職エージェントは無料で利用できますし、複数登録して自分に合うものを試すことは、大きなメリットと言えます。

たとえ1つの転職エージェントで希望の求人がなくても、また違うエージェントサービスを利用すればいいのです。

1つの転職エージェントにこだわらず、納得がいくサービスを自分で選んでいきましょう。

転職エージェント自体を比較できる

それぞれの転職エージェントのサービスを受けることで、比較してどれが自分に合うか検討することができます。

転職活動をおこなう上で、一番注意しないといけないことは「進捗が進まない」ことです。

登録したものの、書類選考が通らない、求人の紹介が少ないでは前に進ません。

転職エージェントを複数利用することで進捗が止まることを防ぐリスクヘッジにもなります。

転職エージェントを複数利用することのデメリット

転職エージェントの複数利用はメリットもありますが、以下のようなデメリットもあります。

  • やりとりが大変になる
  • 登録・入力に手間がかかる
  • 情報過多になる

転職エージェントの数が多くなれば、その分タスクなどが増えるので少し大変になるでしょう。

ただ、複数利用のデメリットはしっかりと理解してエージェントを利用すれば解消できます。

デメリット部分の対策をして、効率よく複数のエージェントを利用することがおすすめです。

転職エージェントを複数利用する際のポイント3つ

転職エージェントを複数利用すると慣れないことも出てきますが、上手く使えれば大きなレバレッジ効果を得られます。

ここでは、転職エージェントを複数利用する際のポイントを3つにまとめました。

  • 登録数は3~4社に絞る
  • 転職エージェントごとに欲しい情報を伝える
  • 複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない

登録数は3~4社に絞る

転職エージェントを複数利用する場合、多くても3~4社までにしておきましょう。

それ以上登録してしまうと、浅く広くしか使わくなってしまい、効率が落ちるからです。

どのエージェントがどんなサービスをおこなっているかも把握できない可能性もあります。

それであれば、3~4社までに絞ると決めて、その中から1番・2番・3番と優先順位をつけて使っていきましょう。

転職エージェントごとに欲しい情報を伝える

複数の転職エージェントに依頼する場合、自分の欲しい情報を伝えることが大切です。

エージェントの数が多くなると、そのぶん情報の量が多くなってしまい、的外れな提案などで混乱してしまう可能性があります。

そのため、自分の転職の軸がブレないようにエージェントに「欲しい情報を共有する」ことが重要です。

複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない

複数の転職エージェントから同じ求人に応募してしまうと、効率が悪いですし、相手企業の心象もあまりよくないでしょう。

転職エージェントの書類選考は落ちても、企業採用ページから直接応募すると、面接までいける可能性も0ではありません。

選択肢を広げることは大切ですが、複数のエージェントから同じ求人に応募することは控えましょう。

【3ステップ】転職エージェントを複数利用する賢い選びかた

ここでは、複数利用する場合の転職エージェントの賢い選び方を3ステップで解説します。

転職エージェントを賢く利用するためには、求人数が多い「大手」3社と、特定の業種・職種・年齢にニーズを合わせた「特化型」1~2社の複数利用がおすすめです。

大手と特化型を組み合せることで、幅広い求人数をチェックしつつ、専門性のある求人も探すことができます。

ステップ1.まずは求人数が多い大手転職エージェント3社に登録

まずは、全ての年齢をカバーできる、「リクルートエージェント」「doda」「マイナビエージェント」の3社に登録しましょう。

エージェント名求人数特徴
リクルートエージェント公開求人数
約34万件
非公開求人
約27万件
・転職サポート実績が豊富
・取扱い求人数が業界最大
doda公開求人数
約12万件
非公開求人
-
・サポート体制の評判が良い
・転職サイトも併用できる
マイナビエージェント公開求人数
約3万件
非公開求人数
-
・20代に信頼されている転職エージェント
・地方の求人にも強い

業界トップの求人数「リクルートエージェント」

(引用元:リクルートエージェント

リクルートエージェントの画像

リクルートエージェントは、30代の方におすすめの転職エージェント。

求人数非公開求人数キャリアコンサルタント数全てにおいて業界トップクラスです。

転職支援実績も累計41万人とNo1で、これまでに数々の転職を成功に導いたプロ集団と言えるでしょう。

会長

業界最大手ですので、信頼できますし、拠点も全国にあるのでどこに住んでいても安心して利用できます。

転職業界におけるプロといえるので、安心して任せられるでしょう。

リクルートエージェント
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 約34万件
非公開求人数 約27万件
強み 非公開求人数」が業界トップクラス
料金 無料

手厚いサポート体制が好評「doda」

(引用元:doda

dodaもリクルートエージェントと同様で、業界大手の転職エージェントです。

希望にあった求人の紹介や、転職活動サポートも充実しているので、安心して利用できるサービスといえます。

なおdodaは転職サイト機能も合わせてもっているので、求人一覧から気になる企業に応募することもできます。

会長

dodaも業界トップクラスの求人数と非公開求人数をもっています。

他の転職エージェントには出ていない求人も載っている可能性もあるので、ピンポイントで求人を探したい場合などdodaを登録しておくといいでしょう。

doda
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 約12万件
非公開求人数 非公開
強み 転職エージェントと転職サイトが同時に利用できる
料金 無料

dodaを使ってみた体験談を書いた記事はこちら

20代の方なら登録必須「マイナビエージェント」

引用:マイナビAGENT

マイナビAGENTは、株式会社マイナビの転職エージェントです。

関東・関西・東海の主要エリアの求人を網羅しており、ベンチャーから大手まで優良企業の求人が多いことが特徴です。

各業界に精通したキャリアアドバイザーが、転職活動をサポートしてくれます。

マイナビAGENT
運営会社 株式会社マイナビ
求人数 約3万
非公開求人数 非公開
強み 大手ならではの豊富な求人
料金 無料

ステップ2.自分の特性に合わせた特化型のエージェントに登録

大手転職エージェント3社に登録した後は、特定の職種・年齢・業界に強い「特化型エージェント」に登録しましょう。

さらに自分の強みに合わせた求人を探すことで、専門性の高いキャリアに繋げることができます。

たとえば、デジタルセールスなどの営業に特化した「マーキャリNEXT CAREER」、薬剤師の方の転職なら「セルワーク薬剤師」に登録するのがいいでしょう。

また、一度自分のキャリアについて相談したい方は、「ユニキャリ」で無料カウンセリングを受けてみましょう。

以下に各社の特徴を説明していますので、あなたに合いそうなエージェントを1~2社に登録してみてください。

【専門性を高めたいなら併用すべき転職エージェント】

  サービス名 求人数 特徴

IT・WEB業界向け

マーキャリNEXT CAREER」 非公開 ・IT/SasSのデジタルセールスに特化した転職エージェント
レバテックキャリア 約7,000件

・ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1

20代営業向け スキルキャリアエージェント 非公開 ・営業の専門家がつくった、営業に詳しい転職エージェント
未経験転職・キャリアアップ ビーイングキャリア 約10,000件以上

・未経験者に特化した転職エージェントサービス

ハイキャリア向け JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント) 約45,000件

・高年収層に特化した転職エージェン

薬剤師向け セルワーク薬剤師 約100,000件 ・薬剤師専任のエージェントが対応
キャリア無料カウンセリング ユニキャリ - ・自己認識、自己分析、キャリアプランの作成、書類、面接選考対策

ステップ3.担当アドバイザーと面談

転職エージェントに複数登録をしたら、キャリアアドバイザーと面談しましょう。

担当アドバイザーのスキルや情報は、あなたの転職活動に大きく影響を与えます。

そこを見極める機会をなるべく多くすることが大切です。

【Q&A】転職エージェントの複数利用に関する気になる疑問

最後に、転職エージェントの複数利用に関するQ&Aをまとめました。

以下のような疑問がある人は、事前に解消しておきましょう。

転職エージェントの複数利用に関する気になる疑問

  • 複数の利用で手が回らなくなったらどうすればいい?
  • 気になる求人は複数のエージェントから応募してもいい?
  • 短期離職はマイナスなので少しだけ経歴は省略してもいい?

複数の利用で手が回らなくなったらどうすればいい?

回答

利用頻度が少ない転職エージェントは退会しましょう。

転職エージェントの数が増えてくると、管理しきれなくなる可能性があります。

使用しているエージェントが絞られているのであれば、使用頻度の低いエージェントを退会するのも選択の1つです。

気になる求人は複数のエージェントから応募してもいい?

回答

複数のエージェントから同じ企業に応募するのはNGです。

万が一、複数のエージェントからすでに応募している企業の案件を紹介された場合は、その旨を担当アドバイザーに伝えましょう。

まとめ

おすすめは、3~4社の転職エージェントを登録し、自分に合ったものに優先順位を決めて使っていく方法です。

複数利用するメリット

  • 幅広く求人を探すことが可能
  • 自分と相性が合うキャリアアドバイザーが精査できる
  • 1つの転職エージェントの意見に左右されなくなる
  • 無料で登録できるので簡単に試せる
  • 転職エージェント自体を比較できる

まずは、全ての年齢をカバーできる、「リクルートエージェント」「doda」「マイナビエージェント」の3社に登録しましょう。

エージェント名求人数特徴
リクルートエージェント公開求人数
約34万件
非公開求人
約27万件
・転職サポート実績が豊富
・取扱い求人数が業界最大
doda公開求人数
約12万件
非公開求人
-
・サポート体制の評判が良い
・転職サイトも併用できる
マイナビエージェント公開求人数
約3万件
非公開求人数
-
・20代に信頼されている転職エージェント
・地方の求人にも強い
大手転職エージェント3社に登録した後は、特定の職種・年齢・業界に強い「特化型エージェント」に登録しましょう。

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