2020年から急速に広がった「リモートワーク」。
感染拡大の以前からIT業界に精通する方は、リモートワークが通常なのかもしれません。
しかし「サラリーマンは会社で仕事をすることが当たり前」と思っていた方にとっては、革命的な出来事といえます。
ただ「リモートワークしたくてもできない」「会社が昭和体質でリモートを導入していない」という会社員の方もいます。
事業内容によっては仕方ないとはいえ、そのままでは将来的にも不安ではないでしょうか。
この記事では、「退職理由としてリモートで働きたいから」はありかナシか、転職しやすい人の特徴、リモートワーク転職してはいけない人の特徴などを解説しています。
目次
- 1 退職理由として「リモートで働きたいから」はありかナシか?
- 2 リモートに消極的な会社の特徴3つ【退職してしまう優秀な人材】
- 3 リモートワーク転職をやってはいけない人の特徴
- 4 リモートワーク未経験で転職した人の失敗エピソード
- 5 リモートワーク未経験でも転職しやすい人の特徴は?
- 6 リモートワーク未経験の転職に関するよくある質問
- 7 まとめ
退職理由として「リモートで働きたいから」はありかナシか?
退職理由で「リモートで働きたいから」はありです。
Web系のビジネスはさらに発展していくと考えられますし、デジタル化社会に対応せざるを得ないからです。このあたりの時代の変化は20代~30代の若い方であれば肌感覚として気づいているはずです。
今までは出社して顧客の電話を取っていた業務が、自宅にいながら会社番号で取り次げるサービスや、Zoomのような非対面での面談などが可能になり導入している企業もあります。
あきらかにメリットがあるテクノロジーの恩恵を受けようとしない企業には何か理由があるのでしょうか。
単純に「感染のリスクがあるから」ということも退職理由に含まれます。
このような理由から、退職理由として「リモートで働きたい」はありです。
リモートに消極的な会社の特徴3つ【退職してしまう優秀な人材】
リモートワークを導入しない企業は、どういった理由で導入に消極的になっているのでしょうか。
海外でも仕事ができる環境を求めている方は、テレワークを入社条件に入れるでしょう。
導入していない会社の優秀な人材はテレワークが可能な会社へ転職していくことになり、長期的にリモートに消極的な会社というのは、優秀な人材が残らないということに苦しみそうです。
ここではリモートワークに消極的な会社の特徴を3つ挙げました。
経営陣がそもそもITに詳しくない
経営陣が高齢な会社ではIT知識に疎い経営者もいるでしょう。
とくにIT業界以外の医療系、金融系出身の経営者というのは、古い体質の経営手法が染み付いているので、なかなか新しい価値観を取り入れることができずにいます。
実際に業務にあたるのは、20代から30代の方が多く、価値観の違い・IT知識のギャップに苦しむ方も多いでしょう。
役員関係が高齢でIT知識に疎く、決定権が一人に集中しているようなワンマン経営の会社はテレワークに消極的な特徴があります。
固定電話が会社のため出社せざを得ない
顧客からの注文の電話や、カスタマーサポート業務の電話が会社に固定されているような会社は、リモートワーク導入に消極的をいえるでしょう。
2020年の緊急事態宣言を機に、テレワークを導入する企業が増えたことは目に見えて体感したはずです。
それにも関わらずテレワーク導入を推進しないのは、導入ノウハウの情報を調べることもできない企業といえます。
そういった企業に魅力を感じ続ける方が難しいといえるでしょう。
設備投資に対する意識が低い
昭和体質の企業に多いのが、IT関連の設備に投資する考えをもっていないことです。
PC1つをとっても、スペックは高品質に越す方が業務効率的にもメリットがあるのが当然です。
にも関わらず、検討もしないというのは、IT全般に関する知識が低いといえます。
リモートワーク転職をやってはいけない人の特徴
リモートワークをしたくてもできない会社員の方にとっては、何とか転職して在宅勤務をしたいのではないでしょうか。しかし以下3つに当てはまる方は、リモートワークに向いてないかもしれません。
リモートワーク転職をやってはいけない人の特徴
- リモートワークできるITスキルを持っていない
- リモートワークだと価値提供ができない人
- サボることが目的になっている人
リモートワークできるITスキルを持っていない人
リモートワークをする際には、ある程度のIT知識やスキル、PC環境設定、ネットワーク知識など一通りのITスキルが必要になります。
コミュニケーションツールとしては、ZOOMやチャットアプリなどWebの知識やノウハウもあるに越したことはありません。
普段からPCやWebに興味があり、使い慣れている人は向いていると言えますが、あまりデジタルを使い慣れていない人はリモートワークの会社への転職は向いていないと言えるでしょう。
リモートワークだと価値提供できない人
仕事で使うツールが電話や、FAX、対面、紙などに慣れてしまっている方はリモートワークには向いていないでしょう。
リモートで価値提供するには、Webでの面談や、データ作成、テキストなどが仕事で使うツールになります。
デジタルのスキルで価値提供できない人は、リモートワークの会社への転職はやめておきましょう。
サボることが目的になっている人
「リモートワークになったらサボれる」と思っている人は、リモートワークの会社への転職はやってはいけません。
結局サボってスキルが磨かれなけらば、稼ぐこともできなくなるからです。
リモートワークのメリットは、Webを活かした仕事ができたり、通勤時間がなくなることで自己投資の時間にあてることができたりすることです。
この機会を活かさずに転職するのは、とても勿体ないですし、サボることが目的の人はリモートワークに向いていないでしょう。
リモートワーク未経験で転職した人の失敗エピソード
リモートワークできる会社に転職して、失敗した例を紹介します。
IT系の会社にに転職したのですが、リモートワークできるか不透明です。年収も100万円ほど下がってしまいました。
フルリモートの会社に憧れて転職しましたが、コミュニケーションによるストレスで退職しようか悩んでします。入社して間もないこともあり、相手の人柄がわからず遠慮してしまい、自分で仕事を抱え込んでしまったことが原因です。
リモートワーク未経験でも転職しやすい人の特徴は?
「このような人ならリモートの会社に転職しても大丈夫」といえる人の特徴を4つ紹介します。
リモートの会社に転職しやすい人の特徴4つ
- リモートワークで副業を経験している
- 普段からリモートOKの会社の情報収集をしている
- SNSなどでWebの会社と交流をしている
- Webの何かしらのスキルを学んでいる
リモートワークで副業を経験している
副業でWebの仕事を請け負った経験がある人は、リモートの会社に転職しやすいでしょう。
副業であるにしても、実務経験をしていることは大きなメリットです。Web系の副業は在宅でしやすいですし、とても始めやすいといえます。
たとえばWebライターや、Web制作、Webデザイン、動画編集など副業から始められる仕事はたくさんあります。
クラウドソーシングなどに登録をすれば、Web系の仕事を見つけることができます。
リモートの会社に転職したい人は、副業を経験することも視野に入れておきましょう。
普段からリモートOKの会社の情報収集をしている
普段からリモートOKの会社の情報を意識することは、とても大切です。
リモートOKの会社に必要なスキルや、知識、ノウハウを把握する必要があるからです。
たとえばIT系の企業が多く掲載されている「Green」などをよく見ると、応募資格というものがあるので必須のスキルが分かります。
どのようなスキルをもっている人がリモートの会社で働いているか、確実に把握しておきましょう。
SNSなどでWebの会社と交流している
SNSは会社や、人柄の一面を観れる便利なツールです。
企業のWebサイトにはない、「やりとり」ができるチャンスがSNSにはあります。
とくに「Twitter」は、アカウントをもっている会社やスタッフが多いので、情報を得ることができますし、交流することができます。
SNSから採用活動をしているWeb系の企業も多いのでぜひ、チェックしてみてください。
Webの何かしらのスキルを学んでいる
以下のようなWebスキルともっている人は、リモートの会社に転職しやすいといえます。
- Webライティング
- プログラミング
- 動画編集
- Web制作
- Webデザイン
- Webマーケティング
「何も持っていない」という人も、気になるスキルがあれば今からでも実践してみることをオススメします。
リモートワーク未経験の転職に関するよくある質問
「リモートワークの会社に転職したい」という人のよくある質問をまとめました。
リモート未経験ですが正社員に転職は難しいでしょうか?簿記2級、Excel、パワポ、給与計算ソフト使用中。PC設定、操作は好きですが、今からIT業界へは厳しいですよね?
スキルを豊富ですし、事務系であればリモートの会社に転職できると思います。
リモートワークが自分に合うか不安です。リモートワークの会社に転職が決まったのですが、いざとなると光熱費や部屋が仕事部屋になってしまうなど考えてしまいます。
リモートワークを快適に感じる人と、窮屈に感じる人は確かにあります。
できればリモートもできて、出社も自由にできるという会社があれば合うと思います。
転職を考えています。理由は以下の内容です。
- 都内の会社まで片道2時間
- 通勤中に腹痛
- 低所得
- リモートワーク未対応
- 感染してもサポートなし
ITスキルが身に付くオンラインスクールに通うか、通勤時間を減らすために一人暮らしをするか悩んでいます。
ITスキルを身に付けることには賛成です。ただオンラインスクールは当たりはずれがあるので注意しましょう。
ITスキルが身に付いたら、自分で副業をはじめてみてください。転職をしても結局は、他人のビジネスを手伝っているだけにすぎません。自分の足で立つことができれば、時間・収入・人間関係・健康・スケジュールを自分で管理することができます。
まとめ
リモートワーク未経験の転職が向いていない人と、転職しやすい人の特徴を解説しました。
リモートワーク転職をやってはいけない人の特徴
- ITスキルをもっていない人
- リモートで価値提供ができない人
- サボることが目的になっている人
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「転職回数が多いのはいけない?」
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